下肢静脈瘤を治療できる評判のクリニック徹底調査!

HOME » 下肢静脈瘤を治療するための手術一覧 » 高位結紮術

高位結紮術

こちらでは下肢静脈瘤治療である圧迫療法の概要、手術に適した症状の説明、手術のメリットデメリットについて解説します。

下肢静脈瘤治療の高位結紮術について

高位結紮術(こういけっさつじゅつ)とは血液の逆流を抑える静脈弁が壊れ逆流を起こした伏在静脈を深部静脈に合流する 脚の付け根部分でしばって(結紮)深部静脈から切り離し、逆流を止める治療方法です。深部静脈以外の血管からの血液逆流防止のために、枝分かれしている周辺血管も結紮して切り離します。

手術は切開する部位に局所麻酔をして皮膚を1.5~2cm程度切開し、長さ5cm程度患部の静脈を切除して血管の端を縛り逆流を止めます。 切開する部位は大伏在静脈の場合は太ももの付け根(鼠蹊部)、小伏在静脈の場合は膝の裏側(膝窩部) になります。

高位結紮術は負担の少ない手術なのですが単独では根治せず再発することも多いので、数ヶ所を切開して切除する血管を増やして硬化療法と併用したり、伏在静脈根部に静脈瘤が出来た場合にはレーザー手術と併用します。

ストリッピング術も伏在静脈の根部の静脈瘤に対しては、高位結紮術を行うことが多いです。

高位結紮術・硬化療法の併用

硬化療法で静脈瘤はなくなっても、再び血液が逆流すると糊となって血管をつぶしている血栓を溶かしてしまい、静脈瘤が再発してしまいます。

高位結紮術・硬化療法の併用は硬化療法を強力にするために再発原因の大伏在静脈の根本を縛るというもので、局所麻酔の日帰り手術が可能です。

ただ、縛るのは根本1ヶ所のため縛った周囲に小さな血管が沢山できたり、深部静脈と交わる小さな枝が太くなって逆流して再発することがあります。

そのためこの治療は、大伏在静脈の最大径が6~7mmで、逆流が少なく、静脈瘤が広範囲でなく、あまり大きくないという場合に適用されます。再発を減らすために太ももの大伏在静脈を2ヶ所縛ることもあります。

高位結紮術のメリットとデメリット

メリットは局所麻酔で日帰り治療できるので身体への負担が小さいことです。

デメリットは傷跡が比較的大きく単独では静脈瘤が根治しないことで、硬化療法などと併用しても再発するため姑息的治療とされています。

治療費の目安と手術に適した症状

治療費の目安は3000円~9000円程度、保険適用可能。

高位結紮術は比較的軽い下肢静脈瘤に行われますが、単独で行われることは少なくレーザー療法、ストリッピング手術、硬化療法と併用することがほとんどです。